新素材「TUM -タム-」を用いた最新補綴システム
工業界において金属代替え材料であるエンジニアリングプラスチック(エンプラ)及びスーパーエンジニアリングプラスチック(スーパーエンプラ)の多様化により脱金属化が急激に加速し、製品の機械的強度の向上と軽量化に成功しています。
歯科業界においてもヨーロッパを中心にフィクスチャーやアバットメントまで実用化されています。歯科業界の金属代替え材料として「デンタエンプラTUM」を導入しました。
補綴物一覧
TUMインレー
TUMクラウン
TUMブリッジ
(前歯)
TUMブリッジ
(臼歯)
TUM上部構造
TUMインレー
高精度な適合と薄くても割れないプロダクトイノベーション
高精度な適合レベルにより自然なフィット感を実現し、薄くても割れない特徴があります。また、セラミックインレーに比べ少ない形成量で製作が行えるため、調整時や装着後の破折不安を解消できるといったメリットがあります。
適合写真 | 拡大写真 |
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臨床実症例 |
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症例写真
TUMインレー
TUMクラウンブリッジ
単冠からロングスパンブリッジまで製作可能
TUMの原材料は金属に替わる部品として、航空宇宙産業や自動車産業などで多くの耐久実績があります。その優れた耐久性と適合性によりメタルフリーかつ単冠からロングスパンブリッジ製作までを可能にしました。
TUMクラウンブリッジ |
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臨床実症例 |
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症例写真
TUMクラウンブリッジ
TUM上部構造
セメントリテイン、スクリューリテインに対応可能
インプラント上部構造は対合歯や顎関節部への咬合負担を可能な限り減弱させる必要があります。TUMは耐久性に加え、軽量で上部構造に適した耐摩耗性を有しており、「セメントリテイン」「スクリューリテイン」どちらでも対応可能です。
TUM上部構造 |
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臨床実症例 |
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症例写真
TUM上部構造
TUMデンチャー
TUMデンチャーの特徴
金属床を併用することなく、義歯床とフィメールが一体でシンプルに製作される画期的なインプラントオーバーデンチャーを開発し、2013年に特許を取得しています。
強靭で弾力性に優れたエンジニアリングプラスチック(エンプラ)を原材料とすることで、高レベルの装着感(フィット感)と審美性の両立を実現しました。
テクニカルデータ【対合摩耗試験】
各材料の対合歯摩耗性の評価をする為、牛歯エナメル質に対する対合歯摩耗試験を外部試験機関にて行いました。
クラウン研磨方法(チェアサイド)
シリコン等の中研磨後に研磨材(TUM BRIGHT)を多めにつけたバフを用いて、ストレートのハンドピースに装着し、「低速」にてバフを強めに押し当てながら最終仕上げ研磨を行ってください。
※研磨時は口腔外で行ってください
「セラミック」や「ジルコニア」などの研磨方法とは少し異なります。下記の「POINT」をご確認ください。
バフ使用時はストレートのハンドピースに装着。
バフにTUM BRIGHT(研磨剤)を多めにつける。
低速回転でバフを強めに押し当てる。
タムブライト(研磨剤)
タムクラウンの艶出し仕上げ研磨剤
【仕様】
用途:タムクラウンの艶出し仕上げ研磨
内容量:110g
シェードバリエーション
A系統 | A1/A2/A3/A3.5/A4 |
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B系統 | B2/B3/B4 |
C系統 | C2/C3/C4 |
安心の5年間保証
TUMクラウン、TUM上部構造について、装着後の破折、破損に対し、5年間完全保証いたします。様々な耐久試験を繰り返してきたTUM製品だからこそできる、安心の保証制度です。
※TUMインレーは除く。